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ビル5階のArama-Fiveというスペースがそれです。和食、焼肉、串かつ等々、ワンフロアに何軒ものお店が立ち並んでいます。
その昔に流行った屋台村っぽいなという第一印象だったのですが‥‥


なかなかどうして。各店舗が丁寧に作り込まれています。町家の路地を歩いていくのは結構雰囲気が良いです。
ちなみにこの右手は「鶴乃茶屋」という和食屋さん。明治時代に茶屋町にあった料理茶屋の名前ですね。


大きな吹き抜けになっていて“空”もあったりします。
専用に設計された本格的なフードミュージアムに敵いませんが、鏡を使ったりして空を広く見せる工夫がしてありました。


平屋ばかりでなく、2階建て・3階建ての店舗があるのに驚き。どうせなら高い場所に行ってみたかったので（僕の習性です）、迷わずに3階建ての建物に入店しました。


おお、窓の下に街がある♪


先程の鶴乃茶屋の2階席も見えます。
空模様の梁も見えたりしますが、こちらはご愛敬^^ 　しかし映画館をどう改造すればこういう空間になるのか？？？ちょっと感動しました。


［おまけ］

帰りはエレベーターが混んでいたので階段を使ったのですが‥‥この階段は懐かしいぞ。映画館時代も降りた階段。入れ替え制の時は出口専用として使われていました。


［もひとつおまけ］

3階だったかこんなラーメン屋台を発見。


よく見ると凝ったディスプレイでした。飲み屋帰りに立ち寄った屋台という設定のようです。リアルすぎるマネキンが怖っっっ。


あんた、気持ちよく酔ってるね^^;


［‥‥回想］
このビル、かつてはボーリング場やゲームセンターなんかもありましたよね。1階のパチンコ屋も数年前まではマクドナルドでした。そうそう、地下はバーボンハウスというライブハウスだった！ 新陳代謝を繰り返しすエンタメビルってところでしょうか。

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現在は外構工事をやっていて外観はほぼ完成状態。
夏に上階のオフィスが、秋に商業ゾーンがオープンします。


お隣の既存ビルとアールが綺麗に揃っています。ある程度は意図的になんでしょうね。全然関係ないよそのビル同志だと思うんですけど、いい感じに揃っています。

写真右奥には角丸のヒルトン、その向こうにはマルビル。この辺りって丸い造形が多いような。桜橋の交差点沿いにも円柱形がのった建物があったと思います。そうそう、ハービスENTにも丸いヘリポートがありますね。



反対の北側に廻ってみますね。
こちらも低層は乳半色のガラスになっています。


この辺りはチャームポイントの一つだと思います。数種類のガラスがあってコントラストが楽しい。


あとこの建物両サイドの壁材がユニークですよね。20cmくらいの丸い凹状態になっています。
こういうのって他で見たことないんですが、やっぱ特注品なんでしょうか。


大弘ビル前から。右手前はハービスOSAKAです。
こちら側もアールが他建物の綺麗に調合してますね。お見事♪



［おまけ］

水曜の晩の数時間、ほぼ全室が点灯状態でした。
あと最上階と塔屋あたりが光ってくれれば‥‥。もうちょい^^

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当時の大阪は多くの工場から煙りがもうもうと立っていて「煤煙の都」と呼ばれていたそうです。今でこそ煙突の煙ってマイナスのイメージしかありませんが、当時は公害とかの概念がなく煤煙は産業の発展の象徴だったらしい。この建物はそんな「煤煙の都」に合うようにと、薄灰色のタイルが貼られたそうです。
実は僕はずっと暗い色で薄汚いビルだと思っていました（そう感じている人は多いと思う）が、だんだんその格好良さが分かってきました。特に上の東京中央郵便局（同じ建築家がデザインして大阪の8年前に完成）とセットで見ると、専門的な知識が無くてもいろいろと鑑賞できます。

東京に続いての建て替えが近々発表されるのだと思いますが、中途半端な計画ではありませぬように‥‥


［？な郵便局］

ついでにこの郵便局も。スカイビル北側の元小包集配局ビルです。19??(昭和??)年竣工。色は‥‥何だろ。薄サーモンピンク色？？？
5月に大阪中央郵便局から日本郵便大阪支店が移転してきました。


3つのビルとも上階になるほど窓と階高が狭くなっていくデザインになっています。
左の2つは高層建築の技術があまり無い時代に少しでもスマートに高く見せるかという工夫でもあるそうですが、一番右のビルは‥‥（笑） 以前にも書きましたが、両中央郵便局を意識して設計されたのだと思います。うん、絶対そうだ♪



［リンクいろいろ］

『切り抜きから。 』 PRIVATE BLOG 日々日記。
大阪中央郵便局好きのmottiさんのブログ。 いいです、これ♪

『JPタワー』 SeaGate Blog
SeaGateさんのところでは早速JPタワーが出現。