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NU茶屋町のテラスから現地を眺めてみました。


民事再生で心配されたアーバンコーポレイションの現場ですが（→過去記事）工事は続行していて鉄骨がどんどん高くなっています。ただスケジュールは当初よりも遅れているっぽいかな？


手前（西隣）では「茶屋町東地区第１種市街地」が昨年末に着工しています。

『茶屋町東地区再開発事業が起工』 cash Nikken Times

低層階は商業フロア＆上階はマンションの31階建ての高層ビルとなるそうです。2011年4月のオープン予定。



残っていた旧い建物も取り壊されていってます。
かつて茶屋町を構成していた木造家屋や石畳など、街並みの名残が消えつつありますね。


‥‥解体萌え〜！！！



新御堂筋の向こうにも再開発現場があるのですが、それについてはまた明日。しばらく「梅田の北東〜北西に隣接している街シリーズ」を続ける予定です。

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茶屋町東地区の再開発地です。旧い建物がずいぶん少なくなりました。


アーバン茶屋町の建設地。先週タワークレーンが建てられました。


まだ残っている民家がポツリポツリ‥‥。



僕はかつてのこの辺りの街並みを知りません。初めて茶屋町を歩いたのは、90年代初めかな。茶屋町アプローズ、毎日放送、梅田ロフトができた頃だったと思います。
その後、阪急ファイブの建て替え時に仮設店舗があった時期もありましたね。最近ではNU茶屋町、アーバンテラス茶屋町等がオープンしています。いつもどこかが工事中、白い仮設塀で囲まれています。


ここ、細い路地が封鎖されました。



東側、新御堂筋沿いにも白い仮設塀が並んでいます。
しかしこうやって見るとかなり広いねー。



［過去記事その後　1］
昨年秋のその後。


コインパーキングはオフィスビルの建設現場に。


豊崎のマンションも高くなってます。


［過去記事その後　2］

梅田ロフトの南隣。PCショップ→回転寿司→クラブ→そして‥‥、コインパーキングになるようです^^;

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ビル5階のArama-Fiveというスペースがそれです。和食、焼肉、串かつ等々、ワンフロアに何軒ものお店が立ち並んでいます。
その昔に流行った屋台村っぽいなという第一印象だったのですが‥‥


なかなかどうして。各店舗が丁寧に作り込まれています。町家の路地を歩いていくのは結構雰囲気が良いです。
ちなみにこの右手は「鶴乃茶屋」という和食屋さん。明治時代に茶屋町にあった料理茶屋の名前ですね。


大きな吹き抜けになっていて“空”もあったりします。
専用に設計された本格的なフードミュージアムに敵いませんが、鏡を使ったりして空を広く見せる工夫がしてありました。


平屋ばかりでなく、2階建て・3階建ての店舗があるのに驚き。どうせなら高い場所に行ってみたかったので（僕の習性です）、迷わずに3階建ての建物に入店しました。


おお、窓の下に街がある♪


先程の鶴乃茶屋の2階席も見えます。
空模様の梁も見えたりしますが、こちらはご愛敬^^ 　しかし映画館をどう改造すればこういう空間になるのか？？？ちょっと感動しました。


［おまけ］

帰りはエレベーターが混んでいたので階段を使ったのですが‥‥この階段は懐かしいぞ。映画館時代も降りた階段。入れ替え制の時は出口専用として使われていました。


［もひとつおまけ］

3階だったかこんなラーメン屋台を発見。


よく見ると凝ったディスプレイでした。飲み屋帰りに立ち寄った屋台という設定のようです。リアルすぎるマネキンが怖っっっ。


あんた、気持ちよく酔ってるね^^;


［‥‥回想］
このビル、かつてはボーリング場やゲームセンターなんかもありましたよね。1階のパチンコ屋も数年前まではマクドナルドでした。そうそう、地下はバーボンハウスというライブハウスだった！ 新陳代謝を繰り返しすエンタメビルってところでしょうか。

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まずは北ヤード内の地下道出入口の横。→MAP
貨物駅だった場所に幅の広い道路ができました。2年前はまだ地下道が長かった頃ですね。その後半分が地上化され歩いていても気持ちがいいです。



次に少し東へ進んでヨドバシカメラ北西の交差点。→MAP　植え込みや中央分離帯が撤去され車道が広くなりました。
そういえば、道路の拡張のために新阪急ホテルが北ヤードかヨドバシ駐車場へ移転するという話もありましたが、その後どうなっているんだろ？？？



さらに東へ。阪急電車の高架です。→MAP
この辺りは何の変化もありませんね。高架の脚柱があるので道幅をどう拡げるのか興味がある場所です。そしてその高架をくぐると‥‥


→MAP
茶屋町の百又ビル。かつて三番街シネマがあった建物です。


昨夏に映画館が閉館したので、そのまま道路拡幅に向けて取り壊しか‥‥と推測していたのですが全く違いました。居酒屋ビルディングに生まれ変わりましたよ。ありゃりゃりゃ？？？
イースクエア茶屋町というビルらしい。最近よくある“なんちゃって和風ダイニング”な店ばかりっぽいのであまり期待できないなと思ったんだけど、そのうちワンフロアは「明治時代の茶屋町界隈のムードが再現され、ユニークなお店が並びます」との事。ちょっと面白そうやん。今度行ってみようと思います。



さらに東へ。新御堂筋の手前です。→MAP 　この辺りも気配は全くないなあ‥‥。
道路拡幅は実現するとしてもまだしばらく先になりそうですね。



［関連過去記事いろいろ］
『北ヤード−新御堂筋 の道路が拡張されるって計画』 2006.07.10
『「復活の日まで」梅北道路』 2006.11.24
『梅田の東宝系映画館が再編成』 2007.7.24
『工事現場めぐり（茶屋町・鶴野町・豊崎）』 2007.11.08
『区画が見えてきた　2』 2008.02.25

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今は北島三郎が公演中のようです。


よく見るとこの看板、「写真」じゃなくて「絵」なんですね。


さらに拡大してみます（何となく鼻部分を）。
ほら、職人さんの手で描かれてるでしょ？

以前は劇場や映画館の看板って皆この手描きだったんですけど、コンピュータでのDTPが普及してからは、職人さんの手描き看板を目にする機会が少なくなりました（特に梅田界隈など市内中心では）。引退していく人も多いし職人さんの数も激減しているようです。


こういう女優さんの雰囲気も写真とはひと味違う。
現在主流の、写真を使ったインクジェット出力の看板の方がずっと綺麗なはずなんですよ。だけどこういうお芝居の看板って手描きの方が合ってますよね。


ちなみにこの「水町レイコ」って人、北島三郎の娘さんらしいです。親子競演だ。


サブちゃん熱唱〜！
ペンキの揮毫ではこのスポットライト部分とかグラデーションの表現が難しいです（なんかマニアックな分析になってきたぞ）。これはこれで手描きならではの“味”ですね。


こういう小さな文字も手書きだと独特の温かみを感じます。
めっきり見にする機会が少なくなった手描きの看板ですが、情緒があってええもんですよね。



［おまけ：阪急電車の車窓から］

梅田駅手前のこの辺り‥‥昔は映画の看板がズラーッと並んでいましたね。もちろん手描きの。ちょうど電車が徐行する場所なので看板もじっくり見れました。
描かれた役者さんの顔を見て「その顔は似てへんやろー」とかツッコミを入れたもんです。

今は看板自体が数少なくなってしまいました。なんでだろ？
映画のロングランが減った（大ヒットする映画が少ない。またはすぐに公開が打ちきられてDVDになっちゃう。）からでしょうかね。

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鉄骨造りの専門学校は解体され、大きな木は姿を消し、現在は小さな建物が取り壊し中。


大部分がもう更地状態。なーんも無い。
昔の「茶屋町」の名残であった石畳も姿を消しちゃいました。


敷地南端。



東急ホテル跡では新しい商業施設の基礎工事中です。


で。今回注目したいのがその北隣のこのビル。
すっぽり防護壁に覆われています。



梅田ロフトの裏側、新御堂筋に面したこの建物をご存知？

10年くらい前でしょうか。パソコンショップの「スタンバイ」がオープン（自社ビル？）したが間もなく撤退。その後「北新地まぐろ亭」の回転寿司＆イタリアンの食べ放題ビルとして生まれ変わりましたが、しばらくして閉店。数年間空き状態で次に「ダンステリアSAZAE」というクラブがオープンして賑わっていたのですが、こちらも昨年末に閉店しちゃいました。
お店が続かないのはそれぞれ事情があるのでしょうが、立地が少し悪いのも原因でしょうねー。茶屋町の再開発が進めば状況も変わってきそうです。
現場壁面にはこんな看板がありました。次は何のビルになるのでしょうね。



まぐろ亭は確か“制限時間内ビル内のフードが食べ放題！”というすんごい施設でした。でもあんまり美味くなかった記憶が‥‥。