<<前回に引き続き
良質住宅研究所さんからお借りした写真です。撮影されたのは1978(S53)年頃らしいので、アクティ大阪が竣工する5年前の風景ですね。
先代の大阪駅が建て替えのために解体されています。また、再開発前の西梅田界隈は高層ビルが見あたらないし、大阪タワーのある大淀方面も街並み全体が低い。あと梅田貨物駅にもコンテナヤードがずらっと並んでいます。
ちなみに撮影場所の阪急グランドビルの竣工は1977(S52)年。まだピカピカの頃です。
部分的に拡大してみます。まずは変化の著しい西梅田界隈。
80年代に再開発され、90年代末から本格的に再開発が進んだエリアです。
こうやって画像を重ねてみると街並みの変化がよく判りますね。
当時は交差点上に歩道橋がありました。ご存知でなかった人はギョッとするのでは?という僕も最近知ったのですがね^^
大阪中央郵便局とそのむこうの大弘ビル以外は現在も変わらず。悪評高い?大弘ビルの屋上サイン(→
過去記事)も確認できます。
遠方には阪神高速の高架が見えますが出入口が現在と違いますね。西梅田のこの辺りは「梅田西ヤード」があったそうな。その後区画整理され、現在の大阪ガーデンシティとなりました。
写真左には新阪神ビルとホテル阪神の姿が。現在はハービスエントやヒルトンプラザウェストが建ち並んでいます。
続いて北西方面も見てみましょう。
よく見ると多くの建物は既に当時から建っていますね。
まあ、たかが30年前なので当然なのですが。
大阪タワーと横のプラザホテル以外に高層の建物が見あたりません。先日の記事でも書きましたがタワーマンションの出現は大きな変化ですね。
そして手前は梅田貨物駅と大阪駅。この写真ではあまり変化が感じられませんが、これからどんどん変わるのはこのエリアです。
たかが30年されど30年。
30年後にもう一度同じアングルで景色を比べてみるのもオツかもしれません^^