僕が滞在しているバンガロールは、南インド最大の街です。
ちょっと強引に日本に喩えるなら、北インドにある首都のデリーが東京、南インドのバンガロールは大阪といった感じです。
昔ながらの下町がありーの、賑やかな市場がありーの、由緒ある寺院ありーのと、いろんな場所にいろんな人間がワンサカといる活気に溢れた街です。
そんなバンガロールで、最近急成長を遂げている産業があります。それはIT産業!
ほんの数年前は広大な森だった場所に、IT関係の企業の巨大なビルが建ち並ぶいわば"IT地区"ができているのです。
ここはマイクロソフト。
こっちはIBM。といった感じです。
その他にもDELLなど超大手の企業の巨大ビルが数多くズラリと並んでいます。
なんでインドでIT産業?と思われるかもしれませんが、地球の裏側の米国のシリコンバレーと連携して24時間続けて仕事ができているそうです。“夕方まで仕事をし、続きを帰り際に地球の裏側にワークを発注する→翌朝の出勤時には発注したワークが完成しているのでその続きを‥‥”といった感じだそうで。なるほど。
そしてこのIT地区はまだまだ大きくなり続けています。
このように新たなビルも多数建設中ですし、
そのすぐ傍では、未舗装の道路と新たに造成された更地が。
バンガロールでは人口がどんどん増えているそうです。
iT関係の企業で働く人はもちろん、ビルの建築に関わる人の数もかなりのもの。人が集まってくるから新な施設が作られる。そこで働く人がまた集まってくる。‥‥すべてが好循環です。
まだ数日間の滞在なのですが、街の活気がビンビン伝わってきます。(大阪の街もこうなってほしいものだ)
伝統がありーの、新産業がありーの‥‥。ここは古いインドと新しいインドが混在する素敵な街っす。