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裏手に回ってみました。
周囲には、ピアスタワー、阪急電鉄の本社ビル、


ホテル阪急インターナショナル、タワーマンション‥‥と、多くの高層のビルに囲まれています。
無機質な高層ビル＋石造りの暖かみある建物。土地の連続性を感じて萌えてしまう風景です。

で。いつ頃の建物なのだろうと思いきや戦後の建築だそうです（情報元：十三のいま昔を歩こう）。意外に新しい‥‥といってもかなりの歴史ですね。ちなみに教会自体は100年以上前に設立され、先代の建物は昭和20年の大阪大空襲で焼失してしまったそうです。



そんな北野教会ですが、昨年末に閉鎖されこんなフェンスで囲まれてしまいました。教会・ホテル・大学の入ったビルに建て替えられるそうです。→現地の「建築計画」

新ビル着工が6月予定なので、現在の建物はそれまでに取り壊される事になります。確か春は写真手前の桜がとても綺麗だったのですが、その頃はもうこの佇まいは消えているのでしょう。



教会とホテルと大学かあ。今どきの建物っちゃあ今どき、梅田っぽいっちゃあ梅田っぽいのかもしれません。だけどちょっと寂しいね。



［“北野”という地名について］
現在の大深町、芝田1〜2丁目、茶屋町、角田町、小松原町、堂山町、太融寺町あたりはかつて「北野」という地名だった（旧町名では、北野佐藤町、北野牛若町、北野大深町、北野小深町、北野芝田町、北野茶屋町、北野松本町、北野角田町、北野小松原町、北野高垣町、北野堂山町、北野東之町、北野西之町、北野太融寺町、北野兎我野町、西寺町2丁目、西梅ケ枝町、野崎町という18の町に分かれていた）そうです。
今でも「北野」の名残がある病院や飲食店はありますが、その数はだんだんと減っているようです。建て替え後の新ビルには「北野」の文字を残しておいてほしいなーと思います。