＜＜



梅田阪急ビルの外壁が取り付けられています。
ハリボテなイマドキ建物だなあと味気なさを少々感じつつ‥‥みるみる仕上がるそのスピードに興奮したりもします。


低中層階もだいぶ仕上がってきました。‥‥そして！
ここ最近の一番大きな変化は「阪急」の看板が登場したこと！！！


頭隠して尻隠さず的なチラ見せ状態ですね。
まさか看板業者が「飯急」とか「仮急」に間違えてたとか？？

まぁ冗談はさておき、こうやって看板が上がるのは嬉しい。旧ビルの解体から見続けているので非常に感慨深くもあります。



［中津の陸橋から］

176号の高架から見た阪急ビル。


新しく2フロア分の鉄骨が組まれていますね。

＜＜


ガラスも入ってかなり仕上がった状態になっています（ちなみにガラスに映っているのは南向かいの富国生命ビルのタワークレーン×2基）。



南方向から。



西方向から。



（こちらは昨日の写真になりますが）北西方向から。


現在は29階と30階部分が建設中。階高があるので32階建てのグランドビルよりも高くなっていますね。あと地上11階＋塔屋2階分が残っているのでまだまだ伸びます。※＠関西人さんの記事によると約20日で2階分の工事が進んでいるようです。



［阪急といえば‥‥］
阪急西宮ガーデンズがソフトオープンしているそうですね。＠関西人さん、seemoさんがブログで紹介されています。

＜＜



恒例のXmasのディスプレイ「雪降るウインドー」が始まりました。リサとガスパールの特設ショップも開店しています（→うめだ阪急のクリスマス）。


どっちがリサで、どっちがガスパールかは知りません^^

全5面のウィンドウを使ったディスプレイは絵本の物語を再現しているそうです。現在は5面ですが、建替工事前はもう2,3面多く賑やかでしたね。ちゅうかコンコースの天井も高くゴージャスだった。
また、以前は「リサとガスパール」でなく「ミッフィー」の時期もありましたね。さらにその前はずっと無名のキャラクターだったような（薄れていく記憶‥‥）。

建設中の新しい建物の低層階が来年秋には完成します。売り場は全てそちらへ移転して、北半分が残っている旧い建物は解体されるスケジュールになっています。
来年の今頃はこのコンコースはどうなっているのでしょうかね。ひょっとして今年で見納め？？？ ←御存知でしたら誰か教えて〜。



［おまけ］

建物西側壁面のサイン。もうすぐ阪急西宮ガーデンズがオープンですね。

＜＜


大阪駅の新北ビルでは6基目のタワークレーンが登場しています。


先週18日の深夜、橋上駅の2回目の送り出しがありました。
事情通の方から教えていただいたのですが、全5回に分けて行われる送り出しのうち今回は最大の移動スパンだったそうです。目指せ環状線ホーム＆アクティ♪


アクティでは南側の増床工事が進んでいます。




そして阪急ビル。
グランドビルからも鉄骨が大きく見えるまで成長していますね。


興味深いのがこのタワークレーンの基礎部分です。先月に＠関西人さんも書かれていましたが基礎部分が建設と同時に上昇しています。支柱が貫通していないので下層階でも支障なく工事ができるようです。


28階の南側展望ロビーから。間近に見る鉄骨群は迫力があります。
今はまだ明るいですが阪急ビルに壁が付くと暗くなっちゃいそうですね。



［おまけ］

曽根崎の謎ビルは‥‥‥解体中？？？（→先月の様子）

＜＜



まず目につくのが屋上看板です。「新日本放送」とは現在の毎日放送の前身で、当時は阪急の屋上にラジオ放送のスタジオがあったそうです。
その他「阪急フードセンター」「SHRIRO - NEW YORK」等の看板が見えますね。フードセンターは百貨店の食品売場でしょうか。SHRIROはシュリロ貿易（現在のシュリロトレーディング）。ハッセルブラッド等カメラ関係の輸入会社です。（参考：e_fanさんの覚え帳）


その南‥‥、これは何でしょう。
遊園地？ラジオ局のアンテナ？


のち（昭和30年代）に百貨店が増築される場所には「阪急ホワイトストア」という商業施設があったようです。ネットを検索しても何も出てきません。きーぼーさん情報によると、昭和25年12月開設、昭和31年1月閉鎖との事です。


西宮球場の広告。この写真の1952年はナイター照明が設置された年だそうです。当時の阪急ブレーブスは暗黒時代でかなり低迷していたらしい。


当時の自動車はアジがありますね。バスは当然ボンネットタイプです。一番左のクルマがちょっと変なんですけど三輪なのかも？？


「お花見は阪急？線」‥‥沿線？
「？？日本？？交通」‥‥文化日本‥‥？　うーん。ちょっと判別不能だ。



最後に阪急ビル全体を見てみましょう。

一番右の黒っぽい（実際は濃い茶色）部分が一番初めの昭和4年、中央の明るめの壁面部分が昭和7年竣工の建物。そしてこの写真の数年後、阪急ホワイトストアのある場所も百貨店が増築されます。
その後昭和40年代に茶色の壁面タイルはクリーム色に貼り替えられるんですが、現在建設中の新ビルの壁面は「昭和初期竣工の茶色」をイメージしているんでしょうね。ええやんえやん♪


ほんま貴重な記録です。きーぼーさんありがとうございました。


［追記］

現在の様子。昭和27年時の建物部は建て替え中で、残っているのは昭和30年代の増築された部分のみとなっています。





当時のクルマ。
渋くてかっこいいけど‥‥車種まではよく判らん^^;　まだ国産車は多く走っていない時代ですね。海外メーカーと提携した国産車が作られ始めた頃だと思います。