先週末の八軒家浜です(アヒル滞在の最終日に撮影)。
一方、こちらは一昨年11月の同じ場所。
岸辺の再整備工事が始まった頃の写真です。
<<
こうして以前の姿と見比べると、水辺がとても綺麗になった事がわかりますね。
駅ビルから直結する出入口も作られ、川がとても身近なものとなりました。
で。忘れちゃいかんのが、何故この場所が整備されたかって事です。
そもそもこの場所は、京都と大坂を結ぶ淀川舟運の船着き場。「八軒の船宿などが軒を並べていた」事から八軒家浜という名が付けられたそうです。
そして陸路での熊野詣の起点でもありました。
京都から淀川を下ってきた人は、ここから熊野へ歩いて参ったのですね。
ちょうどアヒルの場所から、街道は南方向へのびています。
街道から見たアヒル。
ちなみに今回は「明治時代に淀川改修に尽力したオランダ人技師にちなみ、オランダ人デザイナーの作品(アヒル)が展示された」という経緯もあります。
→現地の説明
写真は対岸の南天満公園にある石碑です。
『将棊島粗朶水制跡 「しょうぎしまそだすいせいあと」』 天満界隈 史跡・記念碑
ありがとう、アヒルちゃん。
おかげで浜への親近感がぐっと強まったし歴史に興味を持つ事ができました。できれば君の滞在中にもう少しそのアピールがされるべきだったかもね。
今日もポチッと応援よろしく!