さよなら、八軒家浜のアヒルちゃん
こうして以前の姿と見比べると、水辺がとても綺麗になった事がわかりますね。
駅ビルから直結する出入口も作られ、川がとても身近なものとなりました。
で。忘れちゃいかんのが、何故この場所が整備されたかって事です。
そもそもこの場所は、京都と大坂を結ぶ淀川舟運の船着き場。「八軒の船宿などが軒を並べていた」事から八軒家浜という名が付けられたそうです。
そして陸路での熊野詣の起点でもありました。
京都から淀川を下ってきた人は、ここから熊野へ歩いて参ったのですね。
ちょうどアヒルの場所から、街道は南方向へのびています。
街道から見たアヒル。
ちなみに今回は「明治時代に淀川改修に尽力したオランダ人技師にちなみ、オランダ人デザイナーの作品(アヒル)が展示された」という経緯もあります。→現地の説明
写真は対岸の南天満公園にある石碑です。
『将棊島粗朶水制跡 「しょうぎしまそだすいせいあと」』 天満界隈 史跡・記念碑
ありがとう、アヒルちゃん。
おかげで浜への親近感がぐっと強まったし歴史に興味を持つ事ができました。できれば君の滞在中にもう少しそのアピールがされるべきだったかもね。
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Comments
ゴリモンさんのアヒルちゃんに対する愛情が伝わってきました。
このアヒルプロジェクトで初めて知りましたが、
主催の千島土地という会社にとても好感を持ちました。
地域創生・社会貢献事業の一環でやられたそうですね。
http://www.chishimatochi.com/news/news2.php?id=20090909114954
今この場所に行くとぽっかり穴が空いたような感情がわいてくるかもね。
来年、八軒軒屋浜に可愛いいアヒルの姿を見たいので戻っておいで。
しかも、アヒルちゃんは大きさの割に、ふくらませてるだけなのでそんなにコストがかかってないはずです。
公共イベントのお手本みたなものですね
ただ、ドブ臭い匂いは何とかならんかなーと思ってしまうのです
そして八軒家浜の場所に関しては、おっしゃるとおり歴史をもっと前面に押し出すべきだったと思います。
せっかくの機会でしたのにね。
>noelさん、横レスすみません。確かに湿度や天候の具合によっては時たま川のにおいがする事もありますね。
上流で雨が降った時などは、上流のごみなども流れてきてしまうので大変ですし。
でもこういう取り組みで皆が川に目を向けるようになれば、さらにもっと川は美しくなっていくと思いますよ。実際かなり綺麗になっていっていますしね。
そういえば、大阪だけでなく、滋賀から始まって京都奈良含めすべてが美しくならなければ、大阪の川はきれいになれないんだと、そう思うと近畿はやはり一つなんだなと改めて思いました。
最終日10月12日午後3時ごろから、八軒家浜船着き場前の大川を中心に水上パレードがあって、約40隻が参加予定だそうですよ。
見ごたえがありそうですね。
12月12日より八軒家浜にアヒルちゃん復活です。
http://www.namura.cc/ahiru/
■おしらせ■
12/12、アヒルちゃんが八軒家浜に帰ってきます。今回の展示では、夜間(17時から22時まで)のライトアップもおこないます。
ぜひアヒルちゃんに会いにきてくださいね。
関連グッズも販売予定です。