<< 超駅前の裏通り | main | 今日の「毎日新聞テレビ夕刊」を是非チェック♪ >>

「大阪人」がリニューアル

リニューアル大阪人2011年5月号
雑誌「大阪人」がリニューアルされましたね。

110517_032
左が今までの大阪人で、右がリニューアル創刊号。
140Bによる編集、A4判→B5判に、月刊→隔月刊 ‥‥と体制や仕様も大きく変わりましたが、とにかく執筆陣がすごーく豪華、面白い。読ませる雑誌にモデルチェンジしました。

最新号(→HP)は「どう変わるキタ、どうなる大阪。」が特集(梅田ミツバチプロジェクトも見開きで紹介されています)なので、ゴリモン的にもすごーくオススメ^^  全132ページの680円です。


ちなみに‥‥
110517_020
前回のリニューアルは12年前の1999年。それ以前は大阪市の広報紙チックな内容で、あまり楽しい本ではなかったですねぇ。

さらにちなみに‥‥
091127_025
その前の大阪人はこんなの(→過去記事

実はとても歴史のある雑誌で前身「大大阪」は1925年の創刊だそうです。すげえ〜
大阪いろいろ | 2011.05.21 Sat | 23:44 | コメント (4) | トラックバック (0)




Comments

安藤忠雄に岡ちゃん、確かにスゴいメンツですね。
彩 | 2011/05/22 04:11 AM
この雑誌、書店で立ち読みしたことはありますが、購入したことはまだありません…

それにしても、前身の時代も含めると80年以上発刊されている由緒ある本なんですね。値段も手頃だし、今度買ってみようと思いました(^^)
アイラブオオサカー | 2011/05/22 07:56 AM
以前、市の文化行政と関わりのある仕事をしていた際に、大阪人の編集をしていた(当時)大阪都市協会さんにもお世話になっていました。ブリティッシュカウンシルの大阪版とでも言いますか、文化や市民活動のリサーチ、提案、承知など多岐に渡る活動を担ってきた欧米の都市並の伝統と機能を持つカッコイイ団体でした。しかし市の財政難に伴う無駄金をカットするため、外郭団体の統廃合にともない整理され2007年に解散してしまいました。設立が大大阪の創刊と同じ1925年でした。こう言った優れた機関を存続させてきた陰で万博当時の市長、中馬馨氏は「文化は民間でやればいい」と言ったとか。大阪市は文化行政にその後益々消極的になっていきました。そして文化の衰退は都市の衰退と比例してきました。
しょうもない線香花火みたいな事ばっかりしてる21世紀協会が解散せず、伝統もあり、地に足着いた事業を積み重ねてきた都市協会が解散した事は本当に残念でしょうがありません。
現在の大阪人の編集は大阪都市工学情報センターが担当していますね。ココでやってる事、果たして何が違うのかな。私は後追いの「東京人」より伝統を持った機関を大切にした方が良かった様に思います。私だけでしょうか?
jochen | 2011/05/24 02:27 PM
この欄があることは知りませんでした。
わたしにとってある意味大阪人は大阪を知るバイブルで良く買っています。
何冊かは保存しています。
2005モダンガールの時代や2007日本橋の逆襲は貴重な本です。
モダンガールの時代では大阪は京と並ぶ着倒れで江戸は食い倒れと江戸時代の文献を紹介して「裏屋住まいも衣服は分に過ぎて貯へり」と江戸から来た大阪町奉行の言葉を紹介しているほどで、それが明治以降も続いているとしている。京・大阪の古着が江戸で飛ぶように売れたと司馬遼太郎も書いており、正しいと考えられる。
現代、東京の中古、旧式電車が環状線を堂々と走り、福岡の人間からお大阪の電車は古いと馬鹿にされる大阪とは月とスッポンである。
そごう令嬢十合ふみ子や花柳界のスター富田屋八千代が載っており、道頓堀の夜景、近代建築と並んで大大阪時代の華やかさが良くわかる。

なぜこんな本が廃刊となったのか、残念です。
しかもこの雑誌を育てられない大阪人にも失望です。
世の中あまりにも効率優先で、悪貨が良貨を駆逐しすぎです。
新大阪人は書店で見ましたが、果たしてどうか、東京で売りたいということはわかるが、東京に媚びず、堂々と大阪を主張してもらいたい。
例えばキタ特集であるが、新宿より小さい梅田がなんてデータもなしに書いているのではないか。大手マスコミ神話、大阪は何々という単語で編集するなら私は買わない。
大阪淀屋 | 2011/07/04 10:19 AM

Comment Form

Trackbacks