阪急中津駅には京都線のホームが無い
で。その間には中津駅があるのだけど、この駅に京都線のホームがありません。特急・急行・準急・普通電車、すべて素通りしていきます。
知っている人には“常識”だけど、知らない人には“驚き” 。京都線しか利用しないので駅がある事を知らない人もいるのだとか。
阪急梅田〜十三間の3複線区間、京都本線だけ中津駅がない理由 cache マイナビニュース
なぜ京都線に中津駅のホームがないのか。テレビ番組や新聞等でも時おり紹介されるのですが、こちらの記事は解りやすいですね。
阪急京都線を巡っては戦前からの長〜い歴史があるのです。
十三大橋〜中津駅は、京都線の線路の位置が少し高くなっています。車体幅も少し広いしで宝塚線・神戸線とは少し異なるのです。
梅田駅の駅名表示。京都線のみ次駅が「なかつ」でなく「じゅうそう」になっていますね。
[おまけ]
中津駅の過去記事
なにかと個性的だよ、阪急中津駅! 2007.08.04
85年前の阪急中津駅の写真に驚いた 2011.08.04
今晩は淀川の花火大会。1年に1度、ホームがやたら狭い中津駅が大混雑する日です^^
Comments
京都線に中津駅ホームがないというのは初めて知りました。確かに神戸線や宝塚線のホームもすごく狭いですね。
阪神春日野道駅も恐ろしいほどの狭さで
特急通過の際は吹き飛ばされそうでした。
地下だから恐怖感は半端なかったです。
戦前の高架や地下の駅って鉄骨にリベット剥き出しだったり
とても味わい深くて好きですね。
阪急だと阪神国道駅とか大宮、西院駅。
南海だと今宮戎。
存在は知っていたのですが、降りた事もなければ止まった事もありません。私も阪急の色は大好きです。
中津は通り過ぎる駅のイメージしかない。
小さい駅ですから横目でちらっと見る事も無く、気づいたら十三。
宝塚線などは毎日使っていた時もあるのに「あったね・・」ですよ。
今から梅田に出ますが、中津駅も淀川花火もスルーして帰ります。今日はスゴイ人なんだろうなぁ・・・
京都線の線路が淀川辺りで神戸線・宝塚線より一段高いのは、河川を線路が渡るときの基準が改正されたからと聞いたことがあります。JR神戸線の神崎川のところも後から増設された外側線が高いのも同じ理由らしいですね。
現在でも神戸・宝塚線(元阪急)系統の車両は東芝製の制御機器を使用し、
京都線(元京阪)系統の車両は東洋電機製の制御機器を使用していますね。
まもなくデビューする新型車両でも、この区別は厳然と守られてます。
車両の幅の差は、地下鉄堺筋線との乗り入れ協定に起因するものなので、
結果的には京都線系だけがサイズ違いになったものの、
この話との関連性はほとんどありませんね。
車系によって細かい差があるものの、ザックリ大まかに言うと、
京都線の車両は幅が10cm広く、逆に長さは10cm短くなってます。
ちなみに、京都線の車両を神戸・宝塚線上で走らせると、
この中津駅の梅田方にある、ホーム幅分を稼ぐためのカーブで、
車体をホームへ「ガリガリ君」するとかしないとか・・・。