工事現場めぐり(大阪駅周辺)
「阪急百貨店の基礎工事が終わってるみたいよ」とコメントをいただいたので現地を見に行ってみました。なるほど、ごつい重機(参考:過去記事)の姿が消えて鉄骨が組まれ始めています。
プチ鉄骨萌え。丸い穴がかわいいっす。
奥では鉄骨を搬入していました。
場所によって鉄骨の形状が違いますね。
こちらの鉄骨もちょっと変わった形です。
しかしこういう都心の建物って、更地から新しいビルを建てるのとは少し勝手が違うのでしょうね。どこまでが新しい基礎で、どこが古い躯体で、どれが地下街の壁か判りません。工事も複雑やろなあ。
場所を移動しました。ヨドバシカメラの8Fからです。
駅北ビルの解体が完全に終わったので、大阪駅もガランとした状態ですね。
中央出口あたり。
通路の上のこの部分だけ古い躯体が残っています。
新しいビルの基礎部分。
詳しい事は解らないけど、現場によって工事の方法もいろいろですね。
さらに場所を移動しました。ヨドバシ2Fのコムサカフェから。
ここからの眺めも賑やかになってきました。
わいわい。
がやがや。
ところで北ヤードの方は相変わらずで大きな工事はまだ始まっていません。
小さな変化はあるのでその辺りは改めて後日に。
ちゅうか定点観測のアップが疎かな状態だねえ‥‥‥すみませぬ^^;
Comments
ようやく阪急百貨店で鉄骨が見え始めたのですね。
それにしても面白いのが横組みの鉄骨で穴が開いている
ものと、穴が開いてないものがある事。
この穴が開いた鉄骨は軽量化の為なのか。
しかし、そうすると穴が開いていない鉄骨があるのは何故
なのか?
軽量化の為ではなくて、配管・配線を通す為なのか?
建物の建設途中の姿は沢山の「?」があるから面白い。
http://www.flickr.com/photos/pinboke/1927674790/
【引用】>更地から新しいビルを建てるのとは少し勝手が違うのでしょうね。どこまでが新しい基礎で、どこが古い躯体で、どれが地下街の壁か判りません<【引用終】
アクティ大阪は、施工する際、旧杭も利用しました。 前の駅舎の旧杭が、使えるかどうか?圧力をかけ、テストしたのを思い出しました。 阪急百貨店の場合は、どうだったんでしょうねぇ〜
タワークレーンが出現するのもそう遠くはなさそうですね。
旧の建物の基礎を再利用というと、確か淀屋橋のアパのタワーマンションが
昔の銀行本店の基礎を再利用する工法ということで、施工会社の
HPに載っていたような記憶があります。
ここまでくるのが少し、長かったような・・・・
ところで今日、東京ドームでアジアシリーズを観た後、神
保町の本屋でようやく大大阪モダン建築を購入。
去年購入したミームVol、06の人の力が作る大阪空間と並 んで素晴らしい本です。
ご存知か存じ上げませんが、ソースを貼っておきます。
http://www.amazon.co.jp/meme%E3%80%88Vol-06%E3%80%89%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%8A%9B%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%82%8B%E5%A4%A7%E9%98%AA%E7%A9%BA%E9%96%93%E2%80%95%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%82%92%E8%80%83%E5%AF%9F%E3%81%99%E3%82%8B/dp/4897375665
いつか新しいビルが出来上がったとき、その過去の景色もどんどん薄れてしまうんだろうなぁ。
・・・今博多に来てますが、たぶん6、7年ぶりで、えらく変化してて付いていけなかったです。(苦笑)
りりい様のアパホテル、当時の協和銀行大阪事務センターでした。仮設の外壁周りのRC山止め壁を再利用したようです。この建物には杭はありません。
斜めになってるのは、斜めに上がるんでしょうね。
1階はどんな感じになるんだろうなぁ。。。。
知らないことは書けません。はい。
穴の数が多ければ多いほど鉄骨の強度は落ちていきます。なので梁には穴を開けますが、柱には絶対に穴を開けません。
ちゃんとしたゼネコンさんであれば「スリーブ補強」というのを施すはずなので大丈夫だと思います。
以上、コネタでした。
≫よっさん
梁の穴は設備配管を通す場所だそうで。なるほど柱には開いていないや。
構造や建て方にもいろいろあるんで見ていて楽しいですよね。
≫e_fanさん
ウチは日本語版出たのに‥‥全然使えてないです。ありゃりゃ^^;
≫りりぃさん
takatakatakaさん情報によると淀屋橋は協和銀行の建物だったそうで。
取り壊されても一部が残され活用してもらえれば旧いビルも建物として本望‥‥かな?
阪急の現場にタワークレーンが出現するのが楽しみです。かなり地下そうですね。
≫キンキさん
ここまで来るのは少しどころじゃなく、かなり長かったような。
旧い基礎は頑丈で、営業しながらの建て替えで、しかも人通りの多い駅や地下街に隣接していて‥‥と
それだけ大変な工事だったという事なんでしょうね。建設会社が変わっちゃうくらいやし^^;
ミームの大阪編と東京編はセットで読みました。ええ本ですね。
≫かすみさん
新しいビルが完成したら、周囲の変わらぬ建物も見え方も変わってくるわけで面白いなーと思います。
博多ですか。12〜3年ほど行ってないです^^;
≫takatakatakaさん
淀屋橋の協和銀行の建物ですか。フォローありがとうございます♪
ずっと見えない部分での工事が続いていたのでこれからはウォッチングのしがいもありそうです。
よければまたフォローを下さい^^
≫あすかさん
簡単な完成予定図しか公開されていないし、この斜めはどう使われるかは解らないですねえ。
ひょっとしたら面白いデザインとなる新・コンコースのあしもとだったりして。
≫まっしゅさん
「スリーブ」ですね。解説ありがとございます♪
効率よく強度を保っているわけか。なるほど柱には開いていないや^^
私も最近、ガラス萌えしました。
というわけで、タイトル真似てガラス萌え実況を
書いてみました。
≫奈良人さん
既存基礎を利用するのはよくあるもんなのでしょうかね。
工期も短くなるし費用も安くなるだろうし悪い点が無い??
≫まっしゅさん
最近気づいた事があります。
「解体萌え」「鉄骨萌え」「ガラス萌え」‥‥都会はこのセットが多いです♪
「階段萌え」とか「連窓萌え」とか
訳のわからない萌え方をしている
自分に気付くはずです(笑)
このまま観察眼を鍛えて、まっしゅ化を目指します^^
単純にはさせていただけないのが現実です。国家的損失とは思いますが解体、撤去が一般的な選択になります。
しかし耐震不足を理由に近代建築が建て替える事がよくありますが、同様に補強工事だと“煩雑な手順”が要るからという理由もありそう‥‥。