さようなら梅田貨物駅[11]この地に梅田駅ありき
うめきたの北端付近(→map)です。JRの敷地内にこんなモニュメントが置かれています。
石碑と、貨物列車の車輪と線路ですね。
石碑のタイトルは「この地に梅田駅ありき」。
あまりにひっそりと置かれてあるので、最近まで存在に気づきませんでした。跡地再開発が完了した際に、しかるべき場所に設置されるよう作られたのでしょう(と期待!)。
グランフロントの枕木を使った天井(→過去記事)もですが、こうやって貨物駅だった土地の記憶が残されるのは嬉しいことです。
ところで、梅田貨物駅跡の現在の解体状況はこんな感じです。
貨物駅のシンボルだったドーム大屋根はこれだけになってしまいました。
ギザギザ状のコンクリートは荷捌き場の名残りですね。
この地に梅田駅ありき。
石碑と、貨物列車の車輪と線路ですね。
石碑のタイトルは「この地に梅田駅ありき」。
この地に梅田駅ありき
この地での鉄道貨物の取扱いは、大阪・神戸間に関西初の鉄道が完成した際に、大阪駅貨物取扱い所として明治7年(1874年)12月に開始された。その後、大阪駅は客貨の取扱いが著しく増加したため、貨物扱いを分離し、梅田駅として昭和3年(1928年)12月に営業を開始した。戦後になり、昭和47年(1972年)3月コンテナホームを増設、取扱い能力は年間450万トンに増強され、その後、今日まで大阪のメインの貨物駅として活躍してきた。昭和62年(1987年)の国鉄改革に伴い移転が決定され、この度、梅田駅は、その業務を吹田貨物ターミナル駅と百済貨物ターミナル駅に承継し、平成25年(2013年)3月31日をもって138年の永い歴史を閉じ、梅田信号場となった。
ここに、これまで、この地で、大阪の生活と産業を支えてきた梅田駅に心よりの感謝の気持ちを捧げる。
平成25年4月1日
西日本旅客鉄道株式会社
日本貨物鉄道株式会社
あまりにひっそりと置かれてあるので、最近まで存在に気づきませんでした。跡地再開発が完了した際に、しかるべき場所に設置されるよう作られたのでしょう(と期待!)。
グランフロントの枕木を使った天井(→過去記事)もですが、こうやって貨物駅だった土地の記憶が残されるのは嬉しいことです。
ところで、梅田貨物駅跡の現在の解体状況はこんな感じです。
貨物駅のシンボルだったドーム大屋根はこれだけになってしまいました。
ギザギザ状のコンクリートは荷捌き場の名残りですね。
この地に梅田駅ありき。
Comments
まぁ工事が始まればあっという間に取り壊されてしまうのでしょうが、この26年の歳月は途方もない位長かったと思います。今後しばらくは「アベノミクス」のバブルが続くでしょうから、そのバブルの勢いに乗って素晴らしい再開発施設を造ってほしいものです。
解体工事は今しか見れないので貴重ですね
゛
梅田スカイビル 外国人観光客に意外な?人気
「世界の20建造物」海外で紹介
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130831-OYO1T00617.htm
英高級紙「ザ・タイムズ」で紹介された世界を代表する20の建造物
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20130831-475589-1-L.jpg
外国人観光客が目立つ梅田スカイビル(大阪市北区で)
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20130831-475600-1-L.jpg
「空中庭園」で知られる梅田スカイビル(大阪市北区)で外国人観光客の姿が目立っている。20周年を迎えた今年、庭園にはすでに約8万人以上が訪れ、3人に1人が外国人という意外な人気ぶり。英高級紙「ザ・タイムズ」などに世界を代表する20の建造物として紹介されて以来、海外の観光ガイドで次々掲載されるようになったのが要因だ。
「清水寺や金閣寺と並んでガイドブックに載っていた。ビルの上に乗っかる庭園という発想がユーモラス」。大阪、京都、奈良を巡るツアーの自由時間を利用して立ち寄ったというフランス人男性(56)は「建築物のファンにはたまらない」と喜んだ。韓国人女性(29)は、動画サイトで外国人が投稿した映像を見て興味を持った。「バンジージャンプのようなスリルがある」と庭園から街を見下ろした。
同ビルを昨年訪れた外国人観光客は少なくとも約9万8000人。団体予約客のみ数えていた2009年までは2万人前後だったが、以降、東日本大震災のあった11年を除くと右肩上がりに増えている。韓国をはじめ、フランスやイギリスなど欧州、インドなどからも観光客が押し寄せている。
「なぜここまで外国人客が増えているのか正直なところわからない」と苦笑するのは庭園担当者。きっかけは08年に遡るが、タイムズなど英紙がアテネ・パルテノン神殿、シドニー・オペラハウスなどと世界の20の建造物として、「これほどスリルのある建物はない」と紹介したことが大きい。海外の観光業界の目に留まり、問い合わせや取材依頼が急増。売店では今、漢字をあしらったTシャツや浮世絵のマウスパッドなど和を意識した土産物が主力だ。
ビルを管理する積水ハウス梅田オペレーション(大阪市)も「うれしい誤算。近くにグランフロントができて盛況だがこちらは世界的知名度で誘客を」と話す。
梅北24haは高層化したオフィス、商業施設(グランフロント大阪)、高級超高層住宅街、公園(梅北2期)のコンセプト。
大阪の中心部には美しい環境の高級住宅街が必要です。