「手塚治虫」と「大阪」と「ロボット」
先日ちょっと確認したい事があって自分が子供の頃のアルバムを開いていたら、こんなものを見つけました。
70年代の宝塚ファミリーランドの入場券です。手塚治虫の「超人の世界」という企画が催されていたようです(当時はまだ6才だったもんで展示については全然憶えてない)。どんな内容だったんでしょうね。
手塚治虫は昨年が生誕80周年、そして今年が没後20年。週刊のTV番組とか記念の展示とかイベントも多いこの頃。その偉大さを再確認しております。
で。手塚治虫といえば大阪出身。鉄腕アトムの世界観等も彼の大阪時代に作り出されたようです(まだ戦後まもない時代に未来都市を描き出せたのは、大阪ガスビルや御堂筋など大大阪時代の立派な街並みがあったからでは?と安藤忠雄さんが推測してはりました)。
その他にも手塚=大阪の関係を挙げていたらキリがありません。大阪万博でのフジパンロボット館プロデュースもその一つですね。
そして僕の中では、手塚治虫→大阪→ロボット→梅田北ヤードの開発拠点→ワクワク♪ ‥‥と楽しい脳内リンクで繋がっています。 いつか本物のアトムが生まれるとしたら、それはやっぱり大阪であってほしいなあと期待しているのであります。
[リンクいろいろ:大阪万博「フジパンロボット館」のロボット達]
『手塚治虫と大阪万博』 のりみ通信
『大阪万博・青少年公園のロボットの行方。』 へなちょこ女日記★まだまだ万博熱2009年編★
『手塚治虫展とじゃんけんロボット』 SeaGate Blog
Comments
手塚先生の絵ですよね?
それにしても「手塚治虫の超人の世界」ってどんな世界や!(笑)
私も全然資料がないので、当時を知る人がいたら聞いてみたいものです。
江戸東京博物館の手塚治虫展は、もうこれでもかというくらい充実した展示で見るのに2時間半はかかりました。結局一日じゃ満足できず、翌日もう一度見に行ったくらいです。数々の直筆原画に溜息。はじめて見るものも多数ありました。
フジパンロボット館のロボットはなかなか実物に会うことができず、今回の手塚治虫展でようやく会えました♪
ボクの自慢のひとつが、手塚治虫先生に生でお会いできた事です。当時通学していた小学校に講演で来られました。質問コーナーで小4の生徒が「先生のベレー帽の中はどうなってるんですか?」なんて質問すると先生はニコニコしながら「それは聞いてはいけないことだよ」って答えられてました。25年前の話です、思い出してしまいました。
≫seemoさん
入場料金も書体もファミリーランドのロゴもみんな懐かしーって感じです。
だけど手塚治虫氏のイラストは古さを感じないんだから大したもんです。
≫のりみさん
のりみさんでさえ見た事のない絵を披露できたのはちょっと快感^^;
手塚治虫展はちょっと行きたいなー。6月までかー。なんかあっち方面に用事が発生しないかなー。
「直筆原画に溜息」の気持ちはよく解りますよ。僕の永遠のアイドル、ドラえもんの原画を見た時の感動は忘れられません。
≫Guさん
ナマ手塚治虫!!!!!羨ましい。貴重な体験ですね。
ベレー帽の中がどうなっているかは‥‥今まで思ってもみなかった事なんだけど‥‥気になってきたぞ。どうしよう^^;
これは私も初見です!時期は、ちょうど虫プロの問題で債権者に押し掛けられつつあった頃かと思いますが。
そんな辛い時期に「超人の世界」イベントを仕掛けるとは、正に“超人”。
ファミリーランドはもはや消滅してしまいましたので、過去の記録などどうやって調べたらいいのか、そもそもちゃんとどこぞに保管されているのか(あるとすれば阪急電気鉄道株式会社か)、要領を得ませんが、是非どのようなイベントだったのか知りたいものです。
しかし、これは手塚プロでもわからないのではないでしょうか???
ヒイ爺さんだったかが後の阪大、適塾出、東大医学部の創設者、
お爺さんかが関西大学の創設者だったと思います。
治虫氏はMBSだかにフラっと就職面接に立ち寄ったら
一発合格だった話。
大阪出版の漫画家出で阪大医師の身だが、
有望な若手を日本中から呼び込んだときわ壮に誘われて、
大阪と東京を行き来、医者やりながら漫画描いてと、
才能あふれるパワフルな人だったようです。
手塚時代では活かせなかった大阪独自での漫画雑誌やアニメ製作、
映画、ドラマを採算取れる域まで成立させてほしいですね。
未だ中央を通さないと無理でしょうか…
いや、手塚氏の偉業が奇跡みたいなもので、
こっから更に地域性に発展させるのはそんな難しいもんではないです。
ひとつに手塚氏の意思を受け継ぐ大阪に拠点を置くカプコンです。
(豊中生まれコナミは東京行っちゃいました(´ω`。)グスン)
アトムの系譜はロックマンに繋がってると思います。
≫セージ・タウラさん
すみませーん、いただいたコメントに気付いていませんでした^^;
その後のセージ・タウラさんのmixiでの展開は非常に楽しかったです。あそこまでコアな情報にたどりつけるとは!「超人の世界」にかぎらずファミリーランドとかエキスポランドとかの期間イベントを調べていくと面白い発見があるのだろうなあ‥‥。
だけど今回のように手塚ファンさんが協力できるような環境がないと調査も大変か。おっしゃるように阪急とかが資料を公開してくれたら嬉しいんだけど。
≫ぺんさん
手塚治虫さんが毎日放送?驚きました。
WIKIを見たら「開局時のアナウンサー採用試験に合格」したそうで。驚きました。あどりぶランドに出演して話されたそうですが観たかったなあ。
しかし彼はどの世界でも多大な功績を残していますね。
小学校の遠足で行ってたみたい^^