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yukawa
2012/12/21 09:25 PM
ニューヨークのブルームバーグ市長の都市計画の1つに「ニューヨークをよりグリーンに!より素晴らしい都市に!」
という計画があります。その中に「ミリオンツリープロジェクト」がありNY市内の100万本の木を植える計画で、すでに50万本達成してるそうです。そしてすべてのニューヨーク市民が歩いて10分で公園緑地帯に行ける環境を整える事を目標にしているそうです。
そしてその中心的役割を果たしてるのが、行政側ではなく
NPOなどの中間支援組織だそうです。NPOが市民や企業や行政の架け橋になり、あらゆるマネージメントを行ってゆくそうです。企業からサポートしてもらい、市民がらボランティアを募り、行政に頼らずみんなで自分たちの緑を守って行こうとするコンセプトでしょうね。
実際ニューヨーク市内の高校では、街のボランティアに行けば単位を取得できるそうです。
そしてNYの公園緑地の概念として、「座ってくつろげる場所」という考えがあるそうです。
NY市内の公園に驚くことは、そのベンチやチェアの多さです。10メートル以上の長さのベンチなどあたりまえのようにあります。
日本ではホームレス対策で、どんどん公園のベンチが撤去され、座り心地の悪いベンチに変えられてるのとは正反対の考え方ですね。
市民に座ってゆっくりくつろいでもらうという考え方ですね。
タイムズスクエア近のブライアントパークなどはほんとにおもしろく、行けばチェアを勧められるほどです。
ブライアントパークの催しは満載で、ライブ、映画、演劇はもちろん、野外図書コーナーや卓球コーナーやチェスコーナー、詩や朗読、本の著者の講演会など、さまざまな催し事があります。太極拳やモダンダンスなども。
もはやニューヨークでの公園緑地は市民にとってもっとも
身近な交流の場となっているのです。
その中心的活躍をしているのが、NPOを中心としたパートナーシップの繋がりだそうです。
大阪ではまだまだ、公園緑地はホームレスが集まり、治安が悪くなる懸念があるようですが、NYの例を見てみれば市民皆が関わって行けば、それらの問題も解消されてゆくという実例を示してくれています。
大阪に比べて横浜や東京はNPOなどの中間支援組織が充実してるようで、もはや東京では行政は黒子にになりつつあるようです。
しかし大阪でも、橋下市長と松井知事が来年あたり、ニューヨークへ公園緑地のあり方や都市整備計画について視察にゆくそうです。
ぜひ市長と知事の視察によって大阪に良い結果をもたらしてもらたいものです。

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