Comments
- りりぃ
- 2007/10/18 04:05 PM
- 日本建築学会からの保存要望書などでは、この外壁の色やデザインは絶賛気味なのですが、一般の目からすれば重苦しいとか、
権威主義的に見られることが多いような気がします。
私も、個人的にはダイビルやガスビルのような「分かりやすい」デザインの方が保存価値を見出しやすいですね。素人だし ^^;
「煤煙のイメージ云々」ですが、公害問題がクローズアップされるまで工場の煙突の煙というのは、工業化の象徴、産業、文明の象徴みたいに思われていて、大阪も「東洋のマンチェスター」と
謳われていたことに鑑みると、必ずしもマイナスイメージで、しかも見下してという意図はないと思われます。
まあ、天国の吉田さんご本人に聞いてみないと本心は分かりませんが ^^;
- nuhhehoo
- 2007/10/18 10:07 PM
- 半世紀以上前に煤煙のイメージがどういうものだったかは知りませんが、「煤煙の街だから煤煙色に」というのはやはり発想が浅はかなような気がしてなりません(笑
現代でいえばさしずめ「コテコテの街大阪にはコテコテの色がよく似合う」とか言って道頓堀のドンキホーテのような建物を建ててしまうようなものかと^^;
- OCP
- 2007/10/19 09:22 AM
- 中央郵便局を保存するならば...
現状は、柱と柱の間において、4x5などに窓が細切れになっていますが、これを1枚のビッグガラスにするだけで、かなり印象は変わる様な気がします。ビッグガラス内には、南船場・ハービスの様なショーケース風レイアウトにして、ブランドショップを誘致する。
これを、全階に展開して、真ん中に駅直結の南北通路を設ける。ハービスともデザイン性に優れた人道橋で渡れる様にする。
梅田は、銀行の支店が抜けたあとをブランドショップの路面店として活用した心斎橋と違って、路面店として活用できるようなビルがありませんでしたが、中央郵便局は大物かもしれません。
間違っても、窓を壁にしたり、広告などで埋めない様にして欲しいですね。
- ゴリモン
- 2007/10/19 09:23 AM
- どもどもです。
≫りりぃさん
モダニズム建築ってそれまでの時代の建築物の装飾をなくすだけでなく合理的に空間を活用しているところに価値があるそうです。一般人には解りづらい。
建て替えをめぐっての論議はこれからいろんな場所で起きそう‥‥
≫nuhhehooさん
(僕はこの吉田鉄郎って方を他には東京中央郵便局や現・新風館くらいしか知らないのであまり偉そうには語れないのですが)彼の作品集の中でたくさんページを割いて紹介しているそうです。思い入れのある作品なんだし決して安易に色を選択したのではないと思います。
先日のシンポでは周囲の風景に溶け込むこの建物の「沈む価値」を訴えている先生もおられました。建物を「作品」としてどう解釈するか、その価値が70年後の現在の街に必要か、そもそも駅前の公の場所に「作品」が必要なのか、今はそれを皆で真剣に議論しているので、道頓堀のドンキと同じレベルでは語りたくはないです^^;
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