[2] 中之島図書館を美術館に?

Comments


yosimura
2012/03/01 10:54 PM
住友家が作ろうが、本場ヨーロッパの豪華な建築物に比べたらどうってことないレベルの建築物。
これ以上ない一等地を図書館として、陰気くさく腐らしとくよりも、外装などの原型を留めつつ、内部を美術館使用に改修して、有効利用して人々に喜ばれた方が、住友家も
喜ぶだろう。
この一等地ならば、何十億かけて改修しても何十年先の事を考えたら、有効なものになるだろう。
未来構想とは過去の既成概念に縛られるのではなく、未来にとっていかにより良い事を考えなくてはならない。
もちろん美術館として永遠に喜ばれる施設として生まれ変わらせるべきである。
てて
2012/03/02 07:37 PM
感情的な反論と断言調、橋下さんに心酔されていると、同じような雰囲気になられるのでしょうか。

F.Nakajimaさまも「改築して美術館としても小規模なものとなり費用対効果が見込めない」と書かれているように、美術館として有意義な存在になる建築物とはとても思われません。展示面積が狭すぎます。大量の来館者を受け入れられるような建築物でもありません。例えば、あの中央の階段に何十人もが滞留したりしたら、崩壊の危機です。補修・強化にも限度があるでしょうし、そこまでの現状変更を文化庁が認めるとは到底思われません。

こちらに書かれている方は、考慮の外に置かれているようですが、美術館とは、立地だけで成立するものではありません。中身のコレクションが重要なのです。現時点で、大阪市が所有しており、中之島図書館を美術館に転用した場合に展示される可能性があるものは、近代美術館準備室が管理している近現代の作品です。以下のリンクに掲載されています。

http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000020931.html#1

「本場ヨーロッパの豪華な建築物に比べたらどうってことないレベルの建築物」が「美術館として永遠に喜ばれる施設」になるには、作品の質・量ともに物足りないとは思われませんか?また、相当の割合を占める現代作品の性格が中之島図書館の建築に合致しているかどうかも疑問です。

維新の会の方々は、とかく一面的なものの見方での情報発信をしがちです。けれど、我々市民はそれを踏まえてよく熟考することが
必要であると思います。「単なる思いつき」に類する提案に、軽々しく同調してはいけないと思います。

「過去の既成概念」と一刀両断すれば、思考停止できるのでラクでしょう。今までの大阪に問題が多いことも確かです。けれど、それは言い換えれば先人の知恵の集積でもあるのです。中之島図書館の一件については、橋下市長の短慮が露呈したというところでしょうか。

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