[2] お? 手描きの看板だ

Comments


e_fan
2008/03/12 12:45 PM
阪急梅田コンコースの宝塚歌劇の看板は「77年間お疲れさま!」の記事の
http://gorimon.com/blog/log/eid552.html
三枚目の写真の左は階段とちがいますか?
窓の位置か、その下くらいだっように思いますが・・・

「ヴァーチャル大阪」に富国生命ビルのベースを置いて、阪急タワーとのバランスを見てみました。
こんな感じでしょうか。
http://www.flickr.com/photos/pinboke/2328377934/
月夜野
2008/03/13 09:53 PM
私めの出番でしょうか…^^;
看板の少なくなった理由は以下のようなものです。

・ブロックブッキングの減少
シネコンが主流になって、公開期間が年度始めに決まっているブロックブッキングが減り、フリーブッキングが主流になりました。どのスクリーンでいつまで上映するか分からないので、手間のかかる看板を掲げることが難しい。

・コストの削減
ポスターなどの宣伝材料は総製作費に組み込まれているので配給会社が映画館に提供します。劇場の手書き看板は劇場持ちのコストになり、制作費がかかるんです。日劇や北野(もう名称消えましたけど…)のような公開期間・劇場が決まっている大劇場でないと運用しづらいです。

・描き手の減少
印刷やフィルム貼りではなく手書きの看板はひとつひとつが手作りです。残念ながら職人さんの高齢化や減少で年々制作が難しくなっています。これはパチウチと呼ばれる打ち込み字幕でも同じことが起きています。

この北島さんの看板は色合いがとても良いですね。細かなところで描き手の個性や仕事っぷりが見えて楽しいです。

参考URL
http://eisha.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/file54__1ef5.html
ゴリモン
2008/03/15 11:30 AM
どもどもです。

≫e_fanさん
ああ、なるほど!地下に降りる正面の階段の事だったのですね。
http://gorimon.com/blog/log/eid335.html
↑この4枚目‥‥この電照看板部分かな???
富国生命ビルは素材とデザインが阪急ビルとのバランスが良さげですね。

≫月夜野さん
解説ありがとうございます!
そうかー。シネコンってお客の反応を見て上映内容の小回りが効くのか。看板が減少しているのは、シネコン化が進んだのも大きな理由なんですね。バブルの頃に比べると看板の賃料も下がっていそうなものに看板が減っているのはそういうわけか。
リンクをいただいている手描き看板が閉館する映画館のものなのがまた寂しい‥‥

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