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- ≫「第2、第3の維新」は、またすぐに生まれてくる
- 2013/11/02 07:56 AM
- 橋下氏率いる維新が大阪で主張してきた政策は、大きく分けると二つである。
一つは、地方自治体が住民に対して行う行政サービスは、もはや現状維持では立ち行かない、ということである。
財源が不足しており、今後さらに深刻化することが明白である以上、警察から文化まで
満遍なく地方自治体が担うことはできないという主張である。それは、サービスの内容を絞った上で、教育のように
担い続ける場合には、より住民ニーズに応えた方法であるべきだ、という主張でもあった。
もう一つは、地方自治体、特に大都市の政治行政制度は限界に達しており、税収を始めとする財源と
大都市が行政上担う権限や役割が適合した仕組みに変えなければ、大阪市など政令指定都市は行き詰ってしまう、
ということである。北村亘氏や砂原庸介氏の最近の優れた研究が鮮やかに描き出したように、
都構想がこの考えから出てきたことは疑いがない。
これら維新の問題認識や主張が、それほど極端に実情をゆがめたものだとは思われない。
国政主要政党が、維新の提起した問題に十分な解答を持ち合わせているようにも見えない。
政党としての維新がこのまま勢いを失うにしても、彼らが提起した政策課題は今後とも焦点になるだろう。
橋下氏とは違うスタイルで同じような主張をする「第2、第3の維新」は、またすぐに生まれてくると考えるべきなのである。
- 緑
- 2013/11/02 09:10 AM
- バルタン様
そうですね、これで奈良方面から新大阪へのアクセスが格段に便利になります。現在は大阪駅周辺の再開発が盛んですが、2020年代になると、いよいよ新大阪駅周辺の高層化が始まるのかもしれませんね。
※伊丹空港は、神戸と関空に集約して、廃止ということで。
- 大阪淀屋
- 2013/11/02 11:01 AM
- 緑様
おおさか東線は大阪東部と新大阪を結ぶ線で、奈良からは京都に出て新幹線を利用するのでほとんど関係ない、東大阪は新大阪に便利になります。また梅北とも直結するので梅田が更に発展します。今でもむしろ新大阪にビルが建ちすぎで、新幹線を大阪駅に乗り入れさせなかったのが、大阪の致命的な失敗。
それにしても環状線の駅のリニューアルの計画も発表せず、東線の計画遅延とJR西日本のやる気のなさに唖然です。
それと関空ですが、羽田の国際化で日本の国内線のハブ空港は羽田となり、関空のローカル空港化が決定し、乗り継ぎ利便性の高い世界最上位の空港は望めず、関空一つにする意味がなくなった。
運営権を購入した会社は伊丹の存続と国際化を進めると考えます。関空は貨物便とLCCおよび非物販強化すなわちレジャーランド化で、航空便としては利便性の高い伊丹を強化するでしょう。二つが精一杯で神戸は問題外。近畿の情勢は変わっています。
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