[2] 阪急百貨店の建て替えについて

Comments


GOKU
2005/10/21 01:50 AM
ダメですよ!壁画とシャンデリアだけでは・・ アーチ天井を残してこそ意味があるのです。あれは文化財ですよ。これを残したからといって、バリアフリー化や動線の整理ができないということはありません。こういう理由をつけてできないと言うのは阪急電鉄の怠慢です。保存場所の位置が悪ければ曳屋工法で移動することもできます。耐震化工事も可能です。現代の技術はすごいのです。せっかくこういうことができる時代まで残ったのですから、活用しない手はないです。これを残すのは文化財を所有する企業としての責任です。
ゴリモン
2005/10/21 08:58 AM
GOKUさん、はじめまして。コメントをありがとうございます。

個人的な気持ちを書きますね。
壁画・シャンデリア、そしてアーチ天井だけじゃダメなんです。外壁も含めたあの阪急ビルの全てが僕にとっては文化財なんです。
歩道橋から、西梅田から、東通り方面から。梅田をブラブラした後にあの建物を目にして「あー、そろそろ家に帰ろっかな」とホッとしながら見上げるあの佇まい自体が文化財です。長年阪急沿線に住んでいたからでしょうか。そう感じます。
ただ5月頃に大時計が撤去された時くらいからかな。涙がちょちょ切れたけど、僕的には気持ちの整理がある程度できてきました。建物の取り壊しはしょうがないと諦めています。
ただGOKUさんおっしゃる現代の工事技術で、どこまで既存のものをあるのまま残せるのか知りたいです。どなたか専門的な知識にある人が現在の建て替えへの「対案」をまとめてくれないなあ、なんて思ったりして。
GOKU
2005/10/21 03:17 PM
言い忘れてましたが、はじめまして。
再びGOKUです。「旧阪急梅田駅コンコースを残したい・・」に賛同し協力しております。

実は僕もビルそのものを残したいと思っています。淀屋橋から御堂筋を歩いてきて、あの阪急ビルが見えるとなんかいいですものね。南側だけでも残して、背後に高層塔を建てれば良いと思うのです。
GOKU
2005/10/21 03:18 PM
少し前に他の建物の保存例を調べましたのでご紹介します。

北浜の大阪証券ビルは、昭和初期につくられた丸みのある部分を保存したまま、高層部を建設することに成功しました。
www.heiwa-net.co.jp/news/pdf/020516press.pdf
http://www.heiwa-net.co.jp/news/130216.html

同じく昭和初期に建てられた大丸心斎橋店は外壁をそのまま残して建て替える工法を研究するそうです。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20051008AT2F0800208102005.html

中之島公会堂は建物の基礎の下に免震装置を設置することにより、
耐震強化したうえでの保存・再生に成功しました。
http://www.nakanoshima-style.com/culture/culture2.htm

[5] comment form
[9] >>


[Serene Bach 2.25R]